シャンクス視点
素直にならなければ
ガチャリ――――
扉を開ければ、いつもはついている部屋の明かりが消えていた。
「?」
声をかけてみるが返事がない。靴を見れば、お気に入りだと言っていた靴がなかった。
「買い物か?」
夕食の買い出しへ行くならついていったのになと思いつつ、何気なく部屋のローテーブルに目を向けた。そこにはあの日と同じ、殴り書きされたありがとうの文字。
「――――っ!?」
慌てた俺はとにかく急いで部屋を出た。そして、走った。思いつく限りの彼女と、と関連する場所を探して走り回った。
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